カリキュラムの特色

鹿児島大学歯学部で新たに導入した教育カリキュラムは、以下の特徴を持っています。

地域歯科医療

 全国の歯学部の中で日本最南端に設置されている鹿児島大学歯学部は、南九州における歯科医療および歯科医療教育機関の拠点としての機能を有しています。南九州は地理的環境、気候、独特の風土を持ち、南方へ広がる島嶼地域も抱えるなど地域歯科医療を学ぶ上で格好の資源に恵まれています。本学部では、6年間を通じて実施される、このような地域での医療体験実習や関連医療職との連携による教育を通じて、将来、地域歯科医療に貢献できる基本的能力を育成します。

プロフェッショナリズム

 本学部の「歯科医療人である前に良識豊かな人間であれ」の理念のもと、歯科医師として社会から求められる理想像を明確にするとともに、医療人としての役割や態度、価値観、倫理観を理解し、実際の行動に示せる能力を育成します。

コミュニケーション能力

 医療者に求められる対人関係能力、コミュニケーション能力は、医療の実践の上で基盤となる能力の一つです。6年間で開講される授業科目とともに、教員や病院スタッフ、地域の方々などとのかかわりを通じて、基本的な能力を育成します。

国際医療人育成

 国際社会で活躍できる医療人は、社会から常に必要とされています。海外からの情報収集能力の基盤を身につけるとともに、医療の実践において国際社会で対応できる素養を修得するために、6年間を通じて国際医療人育成科目群を配置しています。

生涯学習と科学的探究心

 医療は、常に進化し続けています。患者さんに最善の医療を提供するには、常に新しい技術や情報を修得しなければならず、生涯学び続けるという姿勢が必要になります。また、医療に従事する人は、既存の医療を用いて市民の健康に寄与することと共に、新たな治療法や医療技術を開発し、社会に貢献する使命も有しています。本学部ではPBL教育や研究実践科目など、これらの能力を修得できる科目群を配置しています。