PABMI2011
第11回インドネシア口腔顎顔面外科学会
平成23年9月21-23日、インドネシア・バタム島で行われた第11回インドネシア口腔顎顔面外科学会にて、中村典史教授が[Surgical strategy for cleft lip and nose repair - My experiences in Program SEHATI Indonesia and subsequence-]の演題で特別講演しました。16年前にインドネシア、ジャカルタ市のハラパンキタ小児産科病院で治療を行った患者さんの長期成績を始め、鹿児島大学口腔顎顔面外科で行っている口唇裂手術の治療戦略について紹介しました。
松永和秀助教が[Upward advancement of the nasolabial component prevents postoperative overextension of the lip following primary unilateral cleft lip repair]の演題でミニレクチャーを行いました。口唇裂初回形成手術で問題となる術後の口唇下垂の原因とその防止法について報告しました。また、大学院生の岐部俊郎君が現在進めているエナメル上皮腫の発育様式に関する基礎研究の結果を「The role of Wnt signaling pathway in growth characteristics of ameloblastoma cells」として報告しました。
多くの質問が寄せられ、現地の先生と貴重な情報交換がなされました。