歯学部概要

ごあいさつ

進取の気風に溢れ地域と世界で輝く歯科医師を輩出してきた

鹿児島大学歯学部のHPへようこそ!

鹿児島大学歯学部長 宮脇 正一
 鹿児島大学歯学部長
      宮脇 正一

 

 鹿児島大学歯学部は、昭和52年(1977年)10月に鹿児島のシンボルである桜島や鹿児島市街を一望できる桜ヶ丘キャンパスに設置され、平成29年(2017年)10月に創立40周年を迎えました。これまで11校ある国立大学歯学部の1つとして、南九州の歯学に関する教育・研究・診療の拠点の役割を果たしつつ発展してきました。

 本学歯学部は、離島・へき地医療を支える人材や国際社会で活躍しうる人材の育成、すなわち「地域と世界で輝く歯科医師の育成」に努めた結果、今日までに二千名以上の歯科医師・研究者・教育者を輩出しました。現在、本学歯学部の卒業生は、本学ならびに他大学の教授として国際的に活躍するとともに、鹿児島県歯科医師会会長をはじめ南九州地域の歯科医師会の役員を務めるなど地域医療にも大きく貢献しています。本学歯学部は、現在NHKの大河ドラマで取り上げられている西郷どん(西郷隆盛)ら明治維新で活躍した薩摩の先人たちの意志を受け継ぎ、困難な課題に果敢に挑戦する鹿児島大学の「進取の精神」を基盤として、「歯科医療人である前に良識豊かな人間であれ」という基本理念の下、卒前教育では全国に先駆けてアウトカム基盤型教育を本格的に導入するとともに、離島巡回歯科診療同行実習や海外研修などを盛り込んだ、特色あるカリキュラムを導入した教育を実践してきました。さらに、本学歯学部には「学生ゼミ」と呼ばれるユニークな制度(選択科目、研究実践)があります。これは、各々の学生さんが興味を持った学問分野を自主的に学ぶ教育制度で、通常の授業では触れることができない最新の知識などを深く学び、早い段階から研究に携わることにより自らの新たな可能性を発見できるという利点があり、海外での短期研修もあります。また、課外活動では、同じ桜ヶ丘キャンパスの医学部学生との交流やサークル活動に加え、学生と教職員間の親交を結ぶ目的でバドミントン大会や駅伝大会などを開催しています。このようなイベントは、鹿児島大学歯学部独自のもので、学生が授業以外の場でも教授を含む教員らと親睦を深めながら切磋琢磨することで、豊かな人間性・倫理観ならびに基礎力などを学ぶ良い機会になっています。

 また、研究面でもこれまで多くの成果を収めてきています。現在「口腔と全身との関連」や「口腔・顎顔面領域の再生医療」など、本質的かつ先端的なテーマに積極的に取り組み、その他のテーマも含め、多くの研究業績について国際的に高い評価を受けています。さらに、診療面でも、口唇口蓋裂等の先天性疾患に対応する包括的医療、多職種連携による障がい児・者の口腔管理、口腔癌の早期発見・治療と機能的再建、口腔インプラント、歯周再生治療、歯科矯正用アンカースクリューなど、高度な歯科医療を提供する国内有数の機関であり、各領域の認定医・専門医の研修機関にもなっています。さらに、ミニマルインターベンション(※患者の歯や神経の除去を最小限に抑えること)による保存・補綴治療、超高齢社会に対応するための多職種連携に向けた活動や周術期口腔機能管理などの医科歯科連携も強化しています。

 このように、本学歯学部では先進的かつユニークな教育・研究・診療を実践していますので、チャレンジ精神の旺盛な方、地域や世界で活躍できる歯科医師になりたい方、全身に関する幅広い知識を有する歯科医師になりたい方、生命科学研究に興味を抱いている方、豊かな人間性や困難を乗り越えるための基礎力を身に付けたい方には、進取の気風に溢れ、地域と世界で輝く歯科医師をこれまで輩出してきた鹿児島大学歯学部への入学をお勧めします。