活動報告

2023年度

2024年2月 当分野大学院生が学位を取得しました。

大迫佑季先生が、覚醒時の咬筋活動と顎関節症の関連症状との関連について研究した論文 “Relationship between masseter muscle activity during wakefulness and temporomandibular disorder (TMD)-related symptoms.” が Journal of Oral Rehabilitationに受理され、学位を取得しました。

2024年1月27-28日 第19回九州矯正歯科学会学術大会に参加しました。

当分野が主管校として、鹿児島県歯科医師会館にて第19回九州矯正歯科学会学術大会を開催しました。今大会は、4年ぶりに懇親会等を含む完全な形での現地開催に加え、オンデマンド配信も行うハイブリッド開催を目指して準備を進め、5つの特別講演、招待講演、日台ジョイントセミナー、38もの口演(学術・症例)、学術展示、症例展示、症例呈示、症例報告と盛りだくさんで、多くの先生方にご助力をいただき、盛会となりました。

27日の招待講演では、宮脇正一先生が座長をされました。
学術展示では、髙橋広太郎先生、大迫佑季先生、日野沙耶佳先生が日頃の研究の成果について発表し、症例展示では、前田綾先生、成昌建先生、山西沙祐里先生が発表しました。
懇親会では、宮脇正一先生がマジックを披露されました。

28日の学術口演では、山形勁太先生が「歯科矯正用アンカースクリュー植立時の歯根接触を検知するための歯の動揺度と埋入トルクの評価」について講演され、日台ジョイントセミナーでは、中川祥子先生が「顎顔面形態異常および不正咬合と機能との関係について」について講演されました。

2023年12月 当分野医員が日本矯正歯科学会認定医を取得しました。

山西 沙祐里先生と山形勁太先生が、日本矯正歯科学会認定医を取得しました。

2023年11月1-3日 第82回日本矯正歯科学会学術大会に参加しました。

朱鷺メッセにて、第82回日本矯正歯科学会学術大会が数年ぶりに完全現地開催され、多くの医局員が参加しました。

1日の指導者講習会では、宮脇正一先生が「Clinical and Investigative Orthodonticsへの投稿にあたっての注意点とお願い」について講演されました。

2日のシンポジウム1では、宮脇正一先生が座長をされ、大賀泰彦先生が「歯顎顔面形態と口腔機能・消化機能・心理の関連性」について講演されました。

2日のシンポジウム2では宮脇正一先生が「不正咬合患者の矯正歯科治療による機能の変化:多施設共同研究 第1報(倫理審査から初回検査まで)」について講演されました。

学術展示では、楠元淳也先生が「不正咬合は視床下部におけるAgRPの発現増加を介して成長期マウスの認識機能を低下させる」を発表し、山形勁太先生が「歯根接触を診断するための歯科矯正用アンカースクリュー植立前後の歯の動揺度の評価」について発表し、両先生が優秀演題賞を受賞しました。また、原田真利那先生が「不正咬合と口腔機能および身体機能との関連性について」を発表し、日野沙耶佳先生が「矯正歯科治療は患者の心理状態を改善させることができるのか?-治療前後の比較-」について発表しました。

2023年10月16-17日
The 16th Annual World Microimplant Anchorage Congressに参加しました。

宮脇正一先生が、「Various Clinical Trial to Improve TAD Stability(歯科矯正用アンカースクリューの安定性)」について講演され、成昌建先生が、「A Comparison of Mesial Molar Movement with and without Miniscrews in Patients with Congenitally Missing Mandibular Second Premolars(歯科矯正用アンカースクリューを用いて矯正歯科治療を行った症例)」について講演されました。

2023年9月10日
The 14th Annual Conference of Taiwan Orthodontic Societyに参加しました。

大賀泰彦先生が、「Factors influencing miniscrew stability and attempts to enhance its stability」について講演されました。

2023年8月 当分野大学院生が学位を取得しました。

楠元淳也先生が、思春期マウスにおける不正咬合がAgRPシグナルを介して認識行動に与える影響について研究した論文 “Malocclusion impairs cognitive behavior via AgRP signaling in adolescent mice.” が Front Neurosciに受理され、学位を取得しました。

2023年5月25-26日 第47回日本口蓋裂学会総会・学術集会に参加しました。

一橋大学一橋講堂にて第47回日本口蓋裂学会総会・学術集会が開催されました。

(写真撮影時のみマスクを外しております)

25日の一般講演5では宮脇正一先生が座長をされました。

一般演題(示説)では、前田綾先生が「異なるプロトコールで治療した顎裂部二次的骨移植後の骨架橋の比較」を発表し、大迫佑季先生が「矯正歯科治療を行った上顎左側犬歯の埋伏ならびに上顎右側犬歯と第一小臼歯の移転を伴う左側唇顎裂の1例」について発表しました。

(写真撮影時のみマスクを外しております)

2023年4月 当分野に大学院生が入局しました。

平野理子先生が入局しました。よろしくお願いいたします。

(写真撮影時のみマスクを外しております)

2022年度

2023年3月04-05日 第18回九州矯正歯科学会学術大会に参加しました。

長崎大学医学部記念講堂にて第18回九州矯正歯科学会学術大会が開催されました。

(写真撮影時のみマスクを外しております)

4日の特別講演2では宮脇正一先生が座長をされました。また、渡邉温子先生がトラベルアワードを受賞し、表彰式が行われました。

症例展示では大賀泰彦先生と渡邉温子先生が発表し、学術展示では山形勁太先生と原田真利那先生が日頃の研究の成果について発表しました。
各セッションごとに活発な議論が交わされ、貴重な意見をいただくことができました。

(写真撮影時のみマスクを外しております)

5日の口演セッションでは楠元淳也先生が「不正咬合は視床下部におけるAgRPの発現増加を介してマウスの認識機能を呈かさせる」について発表しました。

閉会式では、第19回九州矯正歯科学会学術大会の大会長である宮脇正一先生が挨拶されました。 第19回九州矯正歯科学会学術大会は2024年1月27~28日に当分野が主管校として開催予定です。多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。

2022年12月 当分野助教が日本矯正歯科学会認定医を取得しました。

中川祥子先生と渡邉温子先生が、日本矯正歯科学会認定医を取得しました。

2022年11月 当分野大学院生が学位を取得しました。

山形勁太先生が、補助装置を併用した歯科矯正用アンカースクリューの即時高荷重下での安定性について研究した論文 “A novel auxiliary device enhances the miniscrew stability under immediate heavy loading simulating orthopedic treatment.” が Angle Orthodontist に受理され、学位を取得しました。
(写真撮影時のみマスクを外しております)

2022年10月13日 当分野助教がベストライター賞を受賞しました。

渡邉温子先生が、臨床実習終了後の学生によるアンケート結果から、ベストライターに選出され、学部学生の実習指導講習会を行いました。

2022年10月05-07日 第81回日本矯正歯科学会学術大会&第9回日韓ジョイントシンポジウムに参加しました。

コロナ禍のため医局員全員での現地参加とはなりませんでしたが、一部医局員で現地参加してきました。現地参加できなかった医局員はオンラインでの参加となりました。

5日の指導者講習会では宮脇正一先生が「Clinical and Investigative Orthodonticsへの投稿にあたっての注意点とお願い」につて講演されました。
6日の口演(臨床)では高橋広太郎先生が「酸刺激時の食道知覚が咀嚼筋活動と嚥下回数に及ぼす影響について」を発表しました。
7日のシンポジウム3では宮脇正一先生が座長をされました。

2022年9月 当分野の研究論文が国際誌に掲載されました。

山形勁太先生が筆頭著者の原著論文が、Angle Orthodontist に掲載されました。補助装置を併用した歯科矯正用アンカースクリューの即時高荷重下での安定性について研究した論文です。
Yamagata K, Oga Y, Kwon S, Maeda-Iino A, Ishikawa T, Miyawaki S. A novel auxiliary device enhances the miniscrew stability under immediate heavy loading simulating orthopedic treatment. Angle Orthod. 2022 Sep 20.

The Angle OrthodontistのHPより引用

2022年7月 当分野大学院生が学位を取得しました。

日野沙耶佳先生が、性別、年齢、外科的矯正治療の適用の有無および
顎顔面形態が矯正歯科治療患者の心理評価に与える影響影響について研究した論文
“Effects of sex, age, choice of surgical orthodontic treatment, and skeletal pattern on the psychological assessments of orthodontic patients.” が Sci Rep に受理され、学位を取得しました。
(写真撮影時のみマスクを外しております)

2022年6月 当分野助教が大学院説明会で講演しました。

丸谷佳菜子先生が、2022年度 医歯研歯系大学院説明会で大学院生活について講演されました(オンデマンド配信)。大学院進学に興味のある学生さんや研修医の先生はぜひ下記URLからご覧ください。
http://w3.hal.kagoshima-u.ac.jp/ercaos/postgrad.html
※動画は学内のみ視聴可能

鹿児島大学歯学部HPより引用

2022年5月26-27日 第46回 日本口蓋裂学会総会・学術集会に参加しました。

コロナ禍になってから学会はオンライン参加ばかりでしたが、本大会は鹿児島県で開催されたため、多くの医局員が現地参加することができました。

※写真撮影時のみマスクを外しております

26日の「骨移植を伴う矯正歯科治療」をテーマにしたシンポジウムでは宮脇先生が座長をされ、前田 綾先生が「鹿児島大学における顎裂部骨移植に関連する矯正歯科治療のプロトコールならびに新規骨再生誘導材OCP/Collagen移植6年後の治療結果」について講演されました。

27日の一般ライブ口演では丸谷佳菜子先生が「片側性唇顎口蓋裂を伴う患者の顎裂を含む顎骨の形態と鼻腔の形態・通気性との関連について」を発表し、大迫佑季先生が「顎間骨整位術と外科的矯正治療を行った両側性唇顎口蓋裂を伴う反対咬合症例」について発表しました。

2022年5月 当分野大学院生が学位を取得しました。

平 沙佑里先生が、オキシトシンがラット初代培養細胞及びPC-12細胞においてKCC2に与える影響について研究した論文“Oxytocin but not vasopressin rescue decreased KCC2 expression after oral bacteria LPS treatment in PC-12 and rat primary cells”が Peptidesに受理され、 学位を取得しました。(写真撮影時のみマスクを外しております。)

2022年4月 当分野大学院生が学位を取得しました。

丸谷佳菜子先生が、片側性唇顎口蓋裂を伴う患者における健側と顎裂側の 上顎中切歯の歯根長と矯正学的歯の移動との関連について研究した論文“Evaluation of maxillary central incisors on the noncleft and cleft sides in patients with unilateral cleft lip and palate-Part 1: Relationship between root length and orthodontic tooth movement”が The Angle Orthodontistに受理され、学位を取得しました。
(写真撮影時のみマスクを外しております。)

2022年4月 当分野に大学院生が入局しましした。

柏原いづみ先生が、入局しました。よろしくお願いいたします。(右端の先生)

2021年度

2022年1月 当分野助教が日本矯正歯科学会認定医を取得しました。

古川みなみ先生が、日本矯正歯科学会認定医を取得しました。(写真撮影時のみマスクを外しております。)

2021年12月10日 当分野大学院生が口腔先端科学最優秀賞を受賞しました。

髙橋広太郎先生が、第14回歯系研究発表会で大学院での研究成果「酸刺激による食道の知覚と咀嚼筋活動との関連性について」を発表し、口腔先端科学優秀賞を受賞しました。(写真撮影時のみマスクを外しております。)

2021年10月5~7日 
当分野助教と大学院生が第81回 日本矯正歯科学会 学術大会優秀演題賞を受賞しました。

第81回日本矯正歯科学会学術大会 学術展示で福嶋美先生が 「覚醒時の食道内酸注入は精神的ストレスより咬筋活動と自律神経活動により強く影響する」ついて発表し、山形勁太先生が「新規骨固定補助装置を併用した歯科矯正用アンカースクリュー周囲骨の 組織学的解析と荷重負荷時の安定性の評価」について発表し、優秀演題賞を受賞しました。(写真撮影時のみマスクを外しております。)

2021年6月 当分野助教の研究論文が国際誌に掲載されました。

渡邉温子先生が筆頭著者の原著論文が、 Scientific Reports に掲載されました。 Streptococcus mutansが産生する抗菌性物質であるバクテリオシンについて網羅的解析を行った論文です。
Watanabe A, Kawada-Matsuo M, Nguyen-Tra Le M, Hisatsune J, Oogai Y, Nakano Y, Nakata M, Miyawaki S, Sugai M, Komatsuzawa H. Comprehensive analysis of bacteriocins in Streptococcus mutans. Sci Rep. 2021 Jun 21; 11(1):12963.

Scientific ReportsのHPより引用

2021年6月25日 宮脇正一教授が第13回鹿児島FD・IBS研究会で特別講演をされました。

2021年6月25日に宮脇正一教授が、第13回鹿児島FD・IBS研究会(於城山ホテル鹿児島)で、共同研究等で大変お世話になっている井戸教授や浅川教授らのご配慮により、「口腔と胃・食道との密接な関連性」に関する特別講演(対面とオンラインのハイブリッド型講演)を行いました。

2021年6月 当分野の症例報告が英文誌に掲載されました。

前田(飯野)綾先生が筆頭著者の症例報告が、AJO-DO Clinical Companionに掲載されました。鹿児島大学口唇口蓋裂専門外来で一貫治療を行った、両側性唇顎口蓋裂を伴う患者さんの長期治療経過を報告しています。顎裂部骨移植後早期に矯正歯科治療による歯の移動を行うことで顎裂部の空隙を閉鎖し、欠損補綴治療(歯がない部分にクラウンや入れ歯などの人工物で補う治療)を行わずに、自分の歯だけで良好な咬合を確立することができました。
Maeda-Iino A, Nakagawa S, Nakamura N, Miyawaki S. An adolescent patient with bilateral cleft lip and palate treated with late bone grafting and edgewise appliance for mesial movement of the maxillary molars and improvement of the retroclined maxillary central incisor. AJO-DO Clinical Companion. 2021;1(1): 55-72

AJO-DO Clinical CompanionのHPより引用

2021年4月1日 当分野教授が日本口蓋裂学会認定師(矯正歯科)を取得しました。

宮脇正一先生が、矯正歯科分野の日本口蓋裂学会認定師を取得しました。鹿児島大学病院では、口唇口蓋裂専門外来で口唇裂・口蓋裂の一貫治療を行っています。専門外来では、口腔顎顔面外科、矯正歯科、小児歯科、冠ブリッジ科など、複数科が連携して診療を行っています。

2020年度

2021年3月26日 当分野助教が学会賞を受賞しました。

石川崇典先生が、岡山大学での研究論文が評価され、第26回日本軟骨代謝学会賞を受賞し、第33回日本軟骨代謝学会(オンライン開催)で受賞講演を行いました。

2021年1月 当分野助教が日本矯正歯科学会認定医を取得しました。

福嶋美佳先生と丸谷佳菜子先生が、日本矯正歯科学会認定医を取得しました。日本矯正歯科学会認定医の申請するためには、2年の基礎研修と3年以上の矯正歯科臨床の研修が必要で、最短で入局6年目で申請することができます。2人とも6年目で申請し、無事合格することができました。鹿児島大学では、多くの医局員が6年で認定医を取得しています。

2020年12月19日当分野大学院生2名が口腔先端科学最優秀賞を受賞しました。

楠元淳也先生と日野沙耶香先生が、第13回歯系研究発表会で大学院での研究成果を発表し、最優秀賞を受賞しました。楠元先生は、不正咬合がホルモンや不安行動に与える影響について、日野先生は、矯正歯科治療を希望する患者における顎顔面形態と心理状況について研究しています。

2020年12月 当分野の症例報告が英文誌に掲載されました。

山西(平)沙祐里先生が筆頭著者の症例報告が、Orthodontic Wavesに掲載されました。非抜歯による治療で良好な治療結果を報告しました。
Taira S, Oga Y, Yagi T, Miyawaki S. Treatment of complete transposition of upper right canine and first premolar and scissors-bite on second molars by non-extraction and retention of the transposed positions. Orthodontic Waves. 2020;79(4): 179-187.

2020年10月14日 当分野助教がベストライター賞を受賞しました。

大賀泰彦先生が、臨床実習終了後の学生によるアンケート結果から、ベストライターに選出され、学部学生の実習指導講習会を行いました。

2020年5月13日 当分野大学院生が学位を取得しました。

福嶋美佳先生が、食道への酸刺激とストレスが咬筋活動に与える影響について研究した論文“Effects of intra‐oesophageal acid infusion and a stress task on masseter muscle activity and autonomic nervous activity in wakefulness”が Journal of Oral Rehabilitationに受理され、学位を取得しました。

2020年5月 当分野の研究論文が国際誌に掲載されました。

前田(飯野)綾先生と福嶋美佳先生が筆頭著者の原著論文が、Journal of Oral Rehabilitationに掲載されました。食道への酸刺激とストレスが咬筋活動に与える影響の程度について研究した論文です。鹿児島大学矯正歯科では、全身の健康について着目した研究を行っています。本論文は、消化器内科との共同研究です。引き続き、大学院生が関連分野の研究に励んでいます。
Maeda‐Iino A, Fukushima M, Sakoguchi Y, Omure H, Oishi A, Oga Y, Furukawa‐Sainoki M, Kanmura S, Ido A, Miyawaki S. Effects of intra‐oesophageal acid infusion and a stress task on masseter muscle activity and autonomic nervous activity in wakefulness. J Oral Rehabil. 2020 May;47(5):567-576.

2020年4月20日 当分野大学院生が学位を取得しました。

渡邉温子先生が、黄色ブドウ球菌の薬剤耐性機序について研究した論文、 “Staphylococcus aureus Virulence Affected by an Alternative Nisin A Resistance Mechanism. Applied and environmental, microbiology.”が Applied and environmental, microbiology に受理され 、学位を取得しました。

2020年4月 当分野に大学院生が入局しました。

原田真利那先生(左から2番目の黒スクラブ着用)が、入局しました。よろしくお願いいたします。

2020年4月1日 当分野講師が日本口蓋裂学会認定師(矯正歯科)を取得しました。

前田(飯野)綾先生が、矯正歯科分野の日本口蓋裂学会認定師を取得しました。鹿児島大学病院では、口唇口蓋裂専門外来で口唇裂・口蓋裂の一貫治療を行っています。専門外来では、口腔顎顔面外科、矯正歯科、小児歯科、冠ブリッジ科など、複数科が連携して診療を行っています。

2019年度

2020年1月 当分野助教が日本矯正歯科学会認定医を取得しました。

石川崇典先生と權相豪先生が、日本矯正歯科学会認定医を取得しました。日本矯正歯科学会認定医の申請するためには、2年の基礎研修と3年以上の矯正歯科臨床の研修が必要で、最短で入局6年目で申請することができます。2人とも6年目で申請し、無事合格することができました。鹿児島大学では、多くの医局員が6年で認定医を取得しています。

2019年11月22日 当分野講師が日本矯正歯科学会 学術大会優秀発表賞を受賞しました。

前田(飯野)綾先生が、第78回日本矯正歯科学会学術大会 学術口演で「新規骨再生誘導材OCP/Collagen移植後に顎裂部の骨再生および歯の萌出と移動を認めた片側性唇顎裂の2治験例」について発表し、優秀発表賞を受賞しました。

2019年12月7日 当分野大学院生が口腔先端科学最優秀賞を受賞しました。

渡邉温子先生が、第12回歯系研究発表会で大学院での研究成果「ナイシン作用により分離したナイシン高度耐性MRSAのビルレンスに及ぼす影響」について発表し、口腔先端科学最優秀賞を受賞しました。

2019年9月 当分野の研究論文が国際誌に掲載されました。

友成博先生(現鶴見大学教授が)鹿児島大学で講師として在職中に筆頭著者として執筆された論文が、 Clinical oral investigationsに掲載されました。異なるテクスチャーの試験食品を咀嚼した時の咬筋と前側頭筋の筋電図を解析 した臨床研究です。
Tomonari H, Seong C, Kwon S, Miyawaki S. Electromyographic activity of superficial masseter and anterior temporal muscles during unilateral mastication of artificial test foods with different textures in healthy subjects. Clinical oral investigations. 2019 Sep;23(9):3445-3455.

2019年8月 当分野の研究論文が国際誌に掲載されました。

中川先生が筆頭著者の原著論文が、Journal of Oral Rehabilitationに掲載されました。顎顔面形態と不正咬合が握力に関連することを明らかにした論文です。
Nakagawa S, Maeda-Iino A, Miyawaki S. Relationships of maxillofacial morphology and malocclusion with handgrip strength in adult women. Orthod Craniofac Res. 2019 Aug;22(3):159-167.

2019年6月19日 南九州歯学会に参加しました。

南九州歯学会は、今年創設された、鹿児島大学歯学部を運営母体とした学会です。歯科矯正学分野からは、大学院生の山形勁太先生が発表しました。

2019年5月31日 当分野大学院生が学位を取得しました。

中川祥子先生が、顎顔面形態および不正咬合と握力との関連を研究した論文 “Relationships of maxillofacial morphology and malocclusion with handgrip strength in adult women”が Journal of Orthodontics and Craniofacial Researchに受理され、学位を取得しました。入局後3年2か月での早期取得です。

2018年度

2019年2月23日 八木孝和先生の教授就任祝賀会を開催しました。

2019年4月1日付で、講師の八木孝和先生が神戸常盤大学短期大学部口腔保健学科の教授に就任されることになり、祝賀会を開催しました。多くの先生方のご臨席を賜り、感謝申し上げます。八木先生の益々のご活躍を祈念いたしております。

2019年1月 当分野の研究論文が国際誌に掲載されました。

大賀泰彦先生が筆頭著者の原著論文が、 Angle Orthodontist に掲載されました。歯科矯正用アンカースクリューに補助装置を追加した際のスクリューの安定性について研究した論文です。鹿児島大学では、臨床に関連した研究も行っています。
Oga Y, Tomonari H, Kwon S, Kuninori T, Yagi T, Miyawaki S. Evaluation of miniscrew stability using an automatic embedding auxiliary skeletal anchorage device. Angle Orthod. 2019 Jan;89(1):47-53.

The Angle OrthodontistのHPより引用
https://meridian.allenpress.com/angle-orthodontist

2018年11月25日 友成 博先生の教授就任記念祝賀会を開催しました。

2018年11月1日に、講師の友成 博 先生が鶴見大学歯学部歯科矯正学講座の教授に就任され、祝賀会を開催しました。多くの先生方のご臨席を賜り、感謝申し上げます。友成先生の益々のご活躍を祈念いたしております。

2017年度

2017年11月 当分野の研究論文が国際誌に掲載されました。

前田(飯野)綾先生が筆頭著者の原著論文が、Angle Orthodontistに2編掲載されました。片側性唇顎口蓋裂を伴う患者の上顎中切歯の歯根長や歯根吸収と矯正学的歯の移動や移植骨との関連を調査した論文です。本論文は、口腔顎顔面外科との共同研究です。
・Maeda-Iino A, Marutani K, Furukawa M, Nakagawa S, Kwon S, Kibe T, Tezuka M, Nakamura N, Miyawaki S. Evaluation of maxillary central incisors on the noncleft and cleft sides in patients with unilateral cleft lip and palate-Part 1: Relationship between root length and orthodontic tooth movement. Angle Orthod. 2017 Nov;87(6):855-862.
・Maeda-Iino A, Furukawa M, Kwon S, Marutani K, Nakagawa S, Fuchigami T, Nakamura N, Miyawaki S. Evaluation of maxillary central incisors on the noncleft and cleft sides in patients with unilateral cleft lip and palate—Part 2: Relationship between root resorption, horizontal tooth movement, and quantity of grafted autogenous bone. Angle Orthod. 2017 Nov;87(6):863-870.

2017年11月 研究論文が国際誌に掲載されました。

古川みなみ先生が筆頭著者の原著論文が、 Biochem Biophys Res Commun.に掲載されました。母子分離がGABAスイッチに関連することを報告した論文です。
Furukawa M, Tsukahara T, Tomita K, Iwai H, Sonomura T, Miyawaki S, Sato T. Neonatal maternal separation delays the GABA excitatory-to-inhibitory functional switch by inhibiting KCC2 expression. Biochem Biophys Res Commun. 2017 Nov 25;493(3):1243-1249.

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