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医局員紹介


大学院生 平野 憂花 Yuka HIRANO     


生  年
1994年
入学年月
2020年 4月
最終学歴
鹿児島大学歯学部
所属学会
日本口腔外科学会
日本口腔科学会
日本有病者歯科医療学会
専門分野
口腔顎顔面外科学
研究テーマ
○運動による口腔癌発癌・転移制御のメカニズムとしてのmyokine/adipokineの関与
キーワード
口腔癌 
研究内容
主に病理学講座にてmyokineおよびadipokineが口腔癌に与える影響について研究を行っています。 近年、医療の進歩により超高齢社会に突入した日本だけでなく,世界中で高齢化率は上昇し続けており,口腔癌患者の高齢化も著しくなっています.加齢現象とされてきた骨格筋量や機能の低下で定義されるサルコペニアという病態が認識され,様々な癌の予後との関係が報告されています。しかし,その機序に関しては未だに不明なことが多く,解明には基礎研究が必要不可欠です。体重の30-40%を占める骨格筋はmyokineと呼ばれるタンパクを放出し,生理機能を発揮するだけでなく,癌を含む様々な疾患でmyokine分泌調整不全が引き起こされることが報告されています.当科でもこれまでに骨格筋量やその質が口腔癌患者の予後に影響することを報告して来たが,そのメカニズムについては不明です.以上の背景から,私は口腔癌細胞株を用いて,In vitroにおけるmyokineの直接作用に関して検討しています.
業績
【学会発表】
●痙笑を認めた破傷風の1例 平野憂花、鈴木甫、高山大生、吉村卓也、手塚征宏、大河内孝子、野添悦郎、中村典史 第53回日本口腔科学会九州地方部会、2020年11月28日、北九州
●初回手術後6年経過して後発頸部リンパ節転移を認めた上顎悪性黒色腫の1例 平野憂花、石田喬之、吉村卓也、大河内孝子、久米健一、比地岡浩志、中村典史 第66回(公社)日本口腔外科学会総会・学術大会、2021年11月12-14日、千葉
資格
●がん緩和ケア研修修了医
社会連携活動
 
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