医局員紹介
助教 久米 健一 Kenichi KUME mail
生 年 |
1980年 | ||
就任年月 |
2014年4月 | ||
最終学歴 |
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 2013年3月修了 |
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所属学会 |
日本口腔外科学会 日本口腔科学会 日本口腔腫瘍学会 日本生化学学会 |
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専門分野 |
口腔癌、分子生物学、口腔外科学一般 | ||
研究テーマ |
○口腔癌における微小環境の浸潤・転移メカニズムの解明 | ||
キーワード |
EMT、E-カドへリン、Snail、MET | ||
研究内容 |
研究活動は、主として口腔癌細胞株を用いた基礎的研究です。一般的に悪性腫瘍(癌)には自律的増殖(勝手に増え続ける)、浸潤(周囲の正常組織を破壊しながら増殖していく)、転移(血液やリンパの流れに乗って様々な組織に飛び火する)という性質を持っています。
正常な細胞同士は“手”をつないでぴったりと離れることはありませんが、癌細胞ではこの“手”に異変が起こるために、離れやすく転移や浸潤が起こると考えられています。 現在、この“手”について日々研究を行い、論文や成書などを用いて勉強しています。 基礎研究は一見地味なように見えますが、勉強すればするほど奥が深くて広いために、知らないこと知っていく喜びが非常に大きいです。少しでも興味のある学生さんや大学院生はぜひ僕らと一緒に研究していきましょう。 |
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研究業績 | ●A diagnostic system for detecting lymphnode metastasis in oral squamous cell carcinoma: Collective consideration of the results by multiple imaging modalities. J Oral Maxillofacial Surgery Oral Pathology Oral Medicine, 2017
●Cystadenocarcinoma of the minor salivary gland arising in the upper lip: A surgical case of an inadequate cytology specimen hampering conclusive diagnosis. Human Pathology: Case Reports 2016, ●進行性顔面半側萎縮症患者の上唇変形をCross-lip vermilion flapで再建した1例 日口外誌 62(3):134-8, 2016. ●下顎智歯歯根と下顎管の位置関係〜下顎管に近接する智歯は増えている?〜 口腔顔面神経機能学会会報 20:9-10, 2016. ●Primary intraosseous squamous cell carcinoma arising from ameloblastoma of the mandible.: A case report. Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology; 27(5); 693?697, 2015. ●歯原性上皮細胞の感染防御メカニズムに関する基礎的研究 Teethful. 116,695:8,9,2014 ●Expression of antimicrobial peptides and E-cadherin in periapical lesions. Oral science international 10(2):1-7,2013 ●The transcription factor Snail enhanced the degradation of E-cadherin and desmoglein-2. Biochemical and Biophysical Research Communications 430:889-894, 2013 ●上唇粘膜部に発生した腺房細胞癌の2例:日口外誌 58:526-530 2012 |
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受賞歴 | ●平成25年 鹿児島大学大学院医歯学奨励賞(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科) | ||
資格等 |
ガン緩和ケア研修修了医 AHABLSプロバイダー修了医 日本口腔外科学会 認定医 歯科医師臨床研修指導歯科医 口唇舌感覚異常判定認定医 |