ご挨拶
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 小児歯科学分野の山座治義です。2024年3月1日より同分野の教授に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
本分野は1982年4月に設立されて以来、離島を含む鹿児島県を中心に南九州の小児歯科の拠点として、小児および障害児(者)歯科医療の発展に尽力して参りました。地域の特性を生かしながら、子どもたちや障害を持つ方々が安全で安心して質の高い歯科医療を受けられる体制づくりを目指して、研究・教育・臨床に励んでおります。
研究活動では、ヒト乳歯歯髄由来の間葉系幹細胞やiPS細胞を用いたトランスレーショナルリサーチを推進するとともに、口腔機能の解析や口腔機能発達不全症への先進的なアプローチを通じて、基礎から臨床まで幅広く取り組んでいます。これらの研究成果を通じて、子どもたちの未来と障害を持つ方々のQOL向上に寄与できることを大きな励みとしております。
教育面では、学生の皆さんが小児歯科学と障害児(者)学を体系的に学ぶとともに、小児歯科臨床の基礎的な技術を模型実習で学びます。5年生後期からの臨床実習では、教員の指導のもとで小児歯科や障害者歯科の診療体験を重ね、国家試験に向けた実践的な指導にも力を入れています。
臨床現場においては、鹿児島大学病院外来にて子どもたちや障害を持つ方々の包括的な歯科診療を行っています。全国でも先駆けとなった「もぐもぐ外来®」での摂食・嚥下指導、医療的ケア児や障害を持つ方々の訪問診療、さらには大学病院内の小児系病棟入院患者への歯科診療など、チーム医療の一員として、患者さんとご家族に寄り添う安心・安全な歯科医療の実践に努めています。
今後も地域および全国の皆様の信頼に応えられるよう、研究・教育・臨床のさらなる発展を目指し、スタッフ一同、研鑽を重ねて参ります。今後とも当分野の活動を温かく見守っていただけましたら幸いに存じます。
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
小児歯科学分野
教授 山座 治義











