学生教育
鹿児島大学小児歯科の教育特色
小児歯科学分野において、学部および大学院学生・研修医への「教育」は大事な業務の1つです。小児歯科担当の教育は、「わかりやすい」、「楽しい」、「興味をひかれる」と定評があります。
学生教育では4年生の講義、基礎実習、臨床予備実習、5年生の臨床実習のほか、学部学生の希望者を対象にした小児歯科ゼミ(水曜午後)や、統合科目における2〜6年生の講義も担当しています。実習では1班に1名(実習により1班が4〜10名)の担当ライターがつき、技術指導のほか、小児歯科におけるトピックなども説明し、将来的に役立つ小児歯科の知識を得てもらうように工夫しています。
大学院教育は、指導教官を中心として大学院生への研究指導を行います。臨床講座である小児歯科分野所属の大学院生は、研究と臨床の両立を目指してそれぞれが充実した毎日を送っています。
当科の大学院生は、学部内発表会や小児歯科学会大会、国際学会等の発表で優秀な成績を収めており、医科を含む各分野から注目を集めています。
研修医教育は、「鹿児島大学病院歯科医師臨床プログラム」に則って行います。当科には9名の指導歯科医(平成23年4月現在)で担当しています。全研修医を担当とした基礎研修指導のほか、大学病院歯科医師臨床プログラムで小児歯科を選択した研修医や、選択研修を希望した研修医の教育を行っています。