研究活動 2006
1. 誌上発表
著書・総説
●三村 保:口蓋裂初回手術のコツ、全日本病院出版会 PEPARS 11:61-67、2006
●中村典史(分担執筆)日本口腔ケア学会編著、日本口腔ケア学会認定資格標準テキストー問題と解答集―VI pp149, VIII pp196, pp200、日総研出版, 2006 ●中村典史(分担執筆):角 保徳、樋口勝規、他編著、一からわかる口腔外科疾患の診断と治療、第3編 疾患の概要・治療、Part 1 口腔外科:治療方針、嚢胞pp290-301、先天異常、後天異常 pp316-326、Part 2 口腔外科小手術の基本手技、嚢胞・腫瘍の手術pp156-358, こんな偶発症にどう対応するか、上顎洞穿孔pp379-381、医歯薬出版、2006 ●中村典史:(分担執筆)山口 徹,北原光夫編著,今日の治療指針2006年版,私はこう治療している,第26章歯科・口腔顎顔面外科疾患,口腔ケア,pp1095-1096, 医学書院,2006 ●中村典史: 口蓋裂患者の言語機能の評価と治療,鹿大紀要26: 9-19, 2006 ●三村 保:切歯動脈島状弁併用によるpush back法. PAPERS 11, 61-67, 2006 |
原著論文
●Sandra F, Hendarmin L, Nakao Y, Nakamura N, Nakamura S: Inhibition of Akt and MAPK pathways elevated potential of TNF alpha inducing apoptosis in ameloblastoma. Oral Oncol 42: 39-45, 2006
●中嶋 敏子, 中村 典史, 三川 信之, 柳田 憲一: 片側性完全唇顎口蓋裂症例における口蓋化構音の発現と口蓋形態の関連- Hotz型口蓋床装着の効果の検討 -. 音声言語医学 47: 202-207, 2006 |
症例報告
●Indo H, Suenaga S, Nozoe E, Nakamura N, Tanuma J, Semba I, Majima HJ : Pleomorphic adenoma presenting low T2 signal-intensity on magnetic resonance. Imaging. Dentomaxillofac Radiol 35: 1-5, 2006.
●松永和秀、中村典史、大部一成、光安岳志、川野真太郎、中村誠司: 術後バルーンカテーテルを用いた食道入口部拡張訓練により経口摂取が可能となった口腔癌の1例. 日口外誌 52(10): 542-546, 2006. |
その他
●中村典史: 歯科用パノラマX線による下顎第三大臼歯と下歯槽神経の関係の予測 - X線所見、術中所見と臨床経過との関係 -G. W. Bell著(要訳). 鹿児島県歯医会誌.55(8): 8-10, 2006
●中村典史: 最近の歯科偶発症の現状と下顎智歯抜歯のポイント. 鹿児島県歯医会誌 55(9): 6-8, 2006 ●中村典史:口唇口蓋裂の治療―チームアプローチの精神を受け継いでー. 福岡口唇口蓋裂親子の会「つばさ」機関誌 12: 3-7, 2006. ●野添悦郎:口唇口蓋裂における顎顔面骨格の管理 4. 顎骨骨切り術. 第13回口蓋裂公開勉強会冊子15-19、2006. |
2.学会発表
特別講演・シンポジウム
●中村典史:最近の歯科偶発症の現状と対応 − 臨床医を支える大学口腔外科を目指して - 鹿児島県歯科医師会後期学会, 2006, 2, 18, 鹿児島
●中村典史, 口唇口蓋裂の包括的治療―日本とアジア発展途上国の現状―歯科放射線九州地方会サマーセミナー, 2006,9, 2,鹿児島 |
一般演題
●宮脇昭彦、中村康典、平原成浩、野添悦郎、中村典史:口腔癌に対する超選択的動注療法と放射線照射併用療法の検討、第24回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会, 2006, 1, 26-27, 北九州 ●犬童寛子、富田和男、比地岡浩志、永野由美子、下川 治、松井裕史、馬嶋秀行:RGM1におけるMnSOD発現および遺伝子発現、第6回RGM1勉強会、2006, 3, 25, 東京 ● 宮脇昭彦、中村康典、西原一秀、平原成浩、野添悦郎、田沼順一、仙波伊知郎、中村典史:血液透析患者の上顎骨に発生した異所性石灰化の1例、第60回日本口腔科学会総会、2006, 5, 11-12, 名古屋 ● 下松孝太、野添悦郎、石畑清秀、比地岡浩志、中村典史:顎変形症患者顔面形態の三次元分析、第60回日本口腔科学会総会、2006, 5, 11-12, 名古屋 ● 平原成浩、西久保舞、野添悦郎、宮脇昭彦、五味暁憲、中村康典、平山喜一、仙波伊知郎、中村典史:全身転移をきたした下顎歯肉癌の一剖検例、第60回日本口腔科学会総会、2006, 5, 11-12, 名古屋 ●中山英二、岡村和俊、光安岳志、河津俊幸、中村典史、中村誠司、吉浦一紀:体内電気水圧衝撃波を利用した非観血的内視鏡下唾石破砕摘出システムの開発、第60回日本口腔科学会総会、2006, 5, 11, 名古屋(優秀ポスター賞) ●Hendarmin L, Kawano K, Mitsuyasu T, Nakao Y, Nakamura N, Nakamura S: Inhibition of Akt and MAPK pathways elevated potential of TNFα inducing apoptosis in ameloblastoma. 第60回日本口腔科学会総会、2006, 5, 11, 名古屋(優秀ポスター賞) ● 新中須真奈:唇裂口蓋裂乳児の哺乳運動に関する研究-上唇筋電図ならびに口腔内圧力の分析-(優秀論文賞受賞講演)、第30回日本口蓋裂学会学術集会、2006, 5, 25-26, 長野 ●李 知午、西原一秀、大河内孝子、田中千絵、平原成浩、野添悦郎、中村典史: 唇顎(口蓋)裂患者に対する顎裂部自家腸骨海綿骨移植の術後評価‐多血小板血漿併用による臨床的効果‐、第30回日本口蓋裂学会学術集会、2006, 5, 25-26, 長野 ● 西久保舞,平原成浩,五味暁憲,西原一秀,野添悦郎,中村典史:口蓋形成術後の口蓋形態が異常構音発現に及ぼす影響(第二報)、第30回日本口蓋裂学会学術集会、長野、2006, 5, 25-26 ● 西原一秀、 李 知午、西久保舞、平原成浩、野添悦郎, 中村典史、副島和久、永田順子、飯野祥一郎、宮脇正一:片側性完全唇顎口蓋裂患者における5-Year-Old Indexによる咬合評価、第30回日本口蓋裂学会学術集会、長野、2006, 5, 25-26 ●中嶋敏子,中間友美,三川信之,柳田憲一,森下 格,中村典史,中村誠司,笹栗正明,菊田るみこ, 片側性完全唇顎口蓋裂症例における口蓋化構音の発言と口蓋形態の関連 −Hotz型口蓋床装着の効果の検討 -, 第30回日本口蓋裂学会学術集会,長野、2006, 5, 26 ●松崎幸代,緒方裕子,中村典史,笹栗正明,窪田泰孝,鈴木 陽,菊田るみこ,中間友美,二宮史浩,中田志保,白砂兼光,中村誠司, 鼻咽腔閉鎖不全に対する持続的鼻腔内陽圧負荷装置(CPAP)療法, 第30回日本口蓋裂学会学術集会, 2006, 5, 26, 長野 ●中間友美,笹栗正明,菊田るみこ,松崎幸代,緒方裕子,中村典史,中村誠司, 高年齢時での咽頭弁形成術施行症例の検討, 日本口蓋裂学会学術集会, 2006, 5, 26, 長野 ●野添悦郎、西原一秀、宮脇昭彦、中村典史、濱野徹、瀬戸口尚志:骨延長法を併用した歯槽骨造堤後、インプラント治療を行った上顎前歯部歯槽骨骨折の1例、第8回日本口腔顎顔面外傷学会総会・学術大会、2006, 7,22, 鹿児島 ●守山泰司、野添悦郎、宮脇昭彦、李 知午、平原成浩、中村典史:セメント急結材によるアルカリ化学熱傷の1例、第8回日本口腔顎顔面外傷学会総会・学術大会、2006, 7,22, 鹿児島 ●宮脇昭彦、石田喬之、比地岡浩志、平原成浩、野添悦郎、中村典史:口腔癌に対する超選択動注療法と放射線療法、第10回口腔癌治療法検討会、2006, 9, 1, 佐賀 ●石畑清秀、平原成浩、宮脇昭彦、西原一秀、朝田重史、五味暁憲、田沼順一、野添悦郎、中村典史 : 顔面、頚部皮下に発生した毛母腫の2例、第74回(社)日本口腔外科学会九州地方会、2006, 9, 2, 佐賀 ●野添悦郎:口唇口蓋裂における顎顔面骨格の管理 4.顎骨骨切り術、2006, 10,11, 北九州 ●中村典史, 野添悦郎, 平原成浩, 西原一秀, 大河内孝子, 笹栗正明,構成成分の再構築に主眼をおいた両側性口唇裂外鼻二次修正術, 第51回日本口腔外科学会総会,2006, 10, 13,北九州(ゴールドリボン賞) ●松村香織,笹栗正明,菊田るみこ,鈴木 陽,中間友美,光安岳志,新井伸作,中村典史,中村誠司, 顎裂部への二次的自家腸骨海綿骨細片移植術の術後評価, 第51回日本口腔外科学会総会,2006, 10, 13,北九州 ●五味暁憲、野添悦郎、平原成浩、宮脇昭彦、比地岡浩志、下松孝太、西久保舞、中村典史、平山 喜一、仙波伊知郎:硬口蓋に発生した血管平滑筋腫の1例、第51 回(社)日本口腔外科学会総会, 2006, 10, 12-13, 北九州 ●西原一秀、野添悦郎、 宮脇昭彦、平山喜一、田沼順一、仙波伊知郎、濱平須美子、佐藤強志、馬嶋秀行、中村典史:第51 回(社)日本口腔外科学会総会, 2006, 10, 12-13, 北九州 ●宮脇昭彦、比地岡浩志、西原一秀、平原成浩、野添悦郎、中村典史:リンパ濾胞過形成の1例、第27回口腔外科学会教育研修会, 2006, 11, 23-24, 福岡 ●平原成浩、五味暁憲、西久保舞、西原一秀、野添悦郎、中村典史:発音嚥下補助床を用いて術後機能回復を得た軟口蓋腫瘍の1例、第39回日本口腔科学会九州地方部会, 2006, 12, 9, 佐賀 |
その他講演
●西原一秀:歯科・口腔領域の感染防止対策、鹿児島県看護協会研修会, 2006, 1, 28, 鹿児島 ●中村典史: 口唇口蓋裂の手術, 鹿児島大学病院口唇口蓋裂専門外来公開勉強会, 2006,5,15, 鹿児島 ●平原成浩:口蓋形成術後の言語管理、鹿児島大学病院口唇口蓋裂専門外来公開勉強会, 2006, 7, 19, 鹿児島 ●中村典史: 最近の歯科偶発症の現状と対応, 歯誠会講演会, 2006, 7,22, 福岡 ●中村典史,:臨床医に役立つ口腔外科基本手技 -社会に貢献する大学口腔外科を目指して 九州大学歯学部同窓会 鹿児島支部講演会,2006, 8,26, 鹿児島 ●中村典史: 臨床医に役立つ口腔外科基本手技 -臨床医を支える大学口腔外科を目指して,大島郡歯科医師会,2006,11, 4, 奄美大島 ●中村典史:インプラントのための骨形成術 − 上顎歯槽部ベニアグラフト(ビデオ講演), 鹿児島大学口腔顎顔面外科同門会,2006,11, 25, 鹿児島 ●野添悦郎: インプラントのための骨形成術 -骨延長による増提術-、鹿児島大学口腔顎顔面外科同門会,2006,11, 25, 鹿児島 ●中村典史:口唇口蓋裂の治療 -チームアプローチの精神を受け継いで−福岡ハートフルフェスタ,福岡口唇口蓋裂親子の会「つばさ」講演会, 2006, 10,14, 福岡 ●中村典史:Speech therapy for cleft palate. 日本海外医療協力(JICA)特別講義, 2006,7,5, 福岡 ●西原一秀:歯科領域における感染対策、鹿児島県歯科技工士会学術大会, 2006, 12, 17, 鹿児島 |
3.受賞
●中村典史:ゴールドリボン賞, 第51回日本口腔外科学会総会,2006, 10, 13,北九州 |
4.研究費・補助金
●中村典史(代表):口唇口蓋裂における疾患感受性遺伝子の解析,科学研究費補助金、基盤研究(B)
●平原成浩(代表):口蓋形成術後の上顎形態が異常構音発現に及ぼす影響に関する研究.日本学術振興会研究費補助金、萌芽研究 |
5.社会活動
●中村典史: 鹿児島県離島診療, 2006, 6,27-30,鹿児島口之良部島
●比地岡浩志:鹿児島県離島診療、2006, 7,31-8,2,鹿児島口之島 ●中村典史,西原一秀,日本口蓋裂協会海外医療派遣隊, 2006,12,22-9,ベトナム・ベンチェ市 |