口腔生化学ではゼミ生を募集しています!
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※飛び込みでも大丈夫ですが、タイミングによっては応対出来ないこともありますので、事前のアポイントメントを推奨します。
松口教授が令和元年度ベストティーチャー賞を受賞しました。コメントはこちらからご覧ください。
教育方針
分子生物学に代表される最近の生化学の発展は目覚ましく、Up-to-Dateな生化学の知識は疾患関連遺伝子、テーラーメイド医療ひいては再生医療などの先端医療の発展により、患者診療に携わる者すべてにとっても不可欠になりつつある。
本科目では、最新の生化学的知識を基にして、生命の基本的仕組みを理解していただき、願わくはその神秘性から生命の尊厳について思索を巡らせていただきたい。
また、講義の一環として実施する『Team-based learning (TBL)』においては、最近の英語生化学論文やそれに準ずるチャプターの読解と発表を通じて、最新の生化学知識を学ぶとともに将来大切になる科学英語の読み方と学会形式の発表方法を体験してもらう。
さらに、口腔領域においては、歯および唾液の生化学的な特異性、骨代謝の基本原理などに関する知識を深めて、高学年で学ぶ臨床歯学をより原理的に理解するための助けとしてもらいたい。
生化学実習においては、講義等で得られた知識の一部を実際に確かめていただくと共に、将来歯科医師として臨床検査を行う際に必要な手技を習得させることを目標とする。
授業概要
担当教育 | |
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1年次(共通教育) | 歯学概論、口と顔の科学 |
2年次 | 基礎生化学、生化学実習 |
3年次 | 応用生化学、研究実践I、II |
選択科目 | 生化学ゼミナール(歯学研究II~V) |
※各科目の詳細はシラバスで確認してください。 |
●研究実践の様子(2020年度)
2020年度の研究実践では、ベンチワークとして、まずは細胞からのDNAの抽出と精製、そしてそのDNAを鋳型にしたPCRとアガロースゲル電気泳動を行い、分子生物学的実験手技の基礎を学んでもらいました。続いて、標的タンパク質のクローニングにチャレンジしてもらいました。昨今の事情で実施時間が減ったこともあり、残念ながら動物細胞へのtransfectionまで到達出来ませんでしたが、mini prepは複数回行い、最終的にはスムーズに実験出来るようになりました。また、各ポイントでレポート作成とその採点・解説を行いました。
また、遺伝子組換えや細胞内シグナル伝達に関連した英語論文の抄読会も行い、科学論文の読み方と知識の習得を目指しました。また、ラボの年末大掃除を通じて研究活動だけでなく実際のラボ運用の一端も体験してもらいました(美味しいケーキと松口先生の淹れてくれた美味しいコーヒー付き!)。
研究実践を通して、多少なりとも基礎医学研究の楽しさなどを感じてもらえれば幸いです。