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 ゼミ活動


鹿児島大学口腔顎顔面外科では、「考える医療」をモットーに科学的、論理的思考に立った医療の実践のために日々努力しています。この考えは診療だけではなく学生の教育にも反映し、口腔顎顔面外科のゼミでは口腔外科領域に興味を持つ学生を学年問わずゼミ生として受け入れ、早期から専門的知識や研究の基礎を教育し有益な医療人育成に取り組んでいます。ゼミ生たちは「自分で考えて診断・治療方針を立てる」を目標に各専門診療チームの経験あるスタッフとともに臨床、研究活動を行っています。
 また、口腔顎顔面外科では「よく学び、よく遊ぶ」ことが教室のカラーとしており、実際のゼミ活動では臨床、研究活動ばかりでなく登山、キャンプ、サッカー等のスポーツ大会などレクレーション活動も行っています。このような活動を通じ教室員とゼミ生とが多くの時間を共有し、より密接なゼミ活動を年間を通して行っています。

ゼミ生の構成(平成20年度)

〈総数:18名〉
  6年生:6名
  5年生:4名
  4年生:5名
  2年生:2名
  1年生:1名

主なゼミ活動

1.教育活動

1)臨床セミナー
・教授による毎月1回口腔外科臨床教育セミナー
・各専門診療チームの臨床セミナー

2)ビデオセミナー
・臨床頻繁に行われる小手術(埋伏抜歯、歯根端切除術、粘液嚢胞摘出術など)をビデオを用いて、その手技や勘所を解説

3)模型実習
・切開や縫合、抜歯などの口腔外科基本手技やインプラント埋入などを模型を用いてその手技を習練する

4)外来手術の見学および手術助手
・口腔顎顔面外科外来で行う小手術を間近で見学
・6年生は実際に助手として手術のアシストを行い、手技の指導を受ける

2.研究活動

1)グループ研究
・各研究グループに分かれて教官の指導のもとで研究活動を行い、年度末の研究発表会で最優秀チームを選考します。


1.歯原性腫瘍グループ

2.悪性腫瘍グループ

3.形態・顎変形症グループ

4.骨・インプラントグループ

5.言語治療グループ

6.疼痛および摂食・嚥下グループ

3.その他の活動

1)桜ケ丘祭出展
・毎年11月に行われる桜ケ丘祭に口腔顎顔面外科ゼミとして出展
・毎年ゼミ生と教官が一緒に協力し準備を行い出展

・これまでの出展内容
〈2007年〉
 口で測れるストレスチェック
 -唾液で測れるストレス-
〈2008年〉
 口にもできるがん
 -口腔癌相談-

2)レクレーション活動
これまで韓国岳や屋久島登山、サッカーやボーリングなどのスポーツ大会、バーベキューなどのレクレーション活動を行いゼミ生と教官との距離を縮め親交を深め、より能動的なゼミ活動を展開しています。

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