口腔機能低下症とたんぱく質摂取量に着目した栄養状態との関連 -地域住民を対象とした横断的研究-
西 慶太郎 鹿児島大学病院 口腔顎顔面センター 口腔外科 |
学会名: 第76回日本口腔科学会学術集会 |
受賞年月日: 2022年6月30日 |
概要
要介護に至る原因のフレイル発症にはたんぱく質摂取量が関連しているが、この度、大規模コホート研究を行ったところ、収集されたデータにおいてたんぱく質摂取量低下した人々は口腔機能が低下していることが確認されました。その事実を受けて、歯科医院での栄養指導を行うことにより、フレイルの発症を予防するたんぱく質摂取量の維持と増加につなげることができ、結果として健康寿命延伸に寄与する可能性がある点について発表を行ったことが評価され、この度「Rising Scientist賞」を受賞しました。