鹿児島大学(歯学部)では、毎年3月の学位記授与式において、卒業生を対象に下記のとおり賞状および副賞(記念品)等を授与する制度があります。
稲盛賞
鹿児島大学で学業に専念し成績優秀で品行方正な者、社会の期待にこたえるような業績を挙げた者、またはこれと同等以上の表彰に価する行為等があったと認められる者に対して、鹿児島大学学生生活委員会の議を経て、学長が選考し、受賞者に賞状と記念品を授与します。
本賞は、稲盛和夫氏によって寄附された基金をもって、上記に該当する者に対して授与されています。
徳永賞
学業成績・人物ともに特に優秀であった者1名に対して、賞状と記念品を授与します。
原則として歯学部における全ての授業科目の総得点において最高得点を修めた者(首席)。
本賞は、故徳永純一教授(第2代歯学部長、初代口腔細菌学講座教授)のご遺族から寄贈された基金をもって、昭和53年3月の歯学部第1回卒業生から毎年、学業成績・人物ともに優秀であった者に対して授与されています。
野井倉賞
学業成績・人物ともに特に優秀であった者2名に対して、賞状と記念品を授与します。
- 原則として歯学部における基礎系の授業科目の総得点において最高得点を修めた者1名。
- 原則として歯学部における臨床系の授業科目の総得点において最高得点を修めた者1名。(徳永賞と重複しないように考慮)
本賞は、故野井倉武憲名誉教授(第3代歯学部附属病院長、初代放射線学講座教授)のご遺族から寄贈された基金をもって、平成17年3月の歯学部第22回卒業生から毎年、学業成績・人物ともに優秀であった者に対して授与されています。
その他の表彰
上記に加えて、鹿児島大学歯学部では同窓会や民間歯科材料メーカーからの提供により様々な賞が、毎年、学業成績・人物ともに優秀であった者に対して授与されています。
受賞者は関係分野(委員会)からの推薦により選出されます。