口腔保健科 臨床研修
T.研修目標
健康な口腔をいかにして保ち続けるかという健康志向の時代に貢献できる歯科医師を育成する。出生前(妊娠期)から乳幼児、学童、学生、成人、高齢者といったそれぞれのライフステージに応じて、また有病者に対して、口腔の健康を保持、増進するために必要な検査、指導、処置(口腔ケアを含む)の研修を行う。さらに診療室の中だけでなく、地域社会に貢献するという理念に基づいた活動ができるように、地域歯科保健活動の研修を行う。
U.研修形態
研修期間:3ヶ月間
研修場所:口腔保健科外来、医科病棟(往診)、市内保健センター
V.研修内容
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(1) | 可能な限り多くの口腔保健科受診患者を担当し、診療、見学、診療補助を行う。 |
(2) | 症例検討や当科作成の「臨床の手引き」を用いたセミナーで知識を習得する。 |
とくに患者の特性(年齢、性格、社会的状況、基礎疾患の有無、口腔内環境など) | |
への配慮に基づいた診療能力の習得を重視する。 | |
(3) | 地域歯科保健活動の計画、準備、実施に参加する。 |
各自がとくに興味ある研修テーマを持っている場合は、なるべくその意向を尊重し | |
た研修を行うよう配慮する。 |
各研修内容について、DEBUT・研修手帳で評価する。評価は4段階評価とし、各項目の実施あるいは理解度をもって評価する。
(1) | 外来研修、地域歯科保健活動 |
研修態度、検査、診断、指導、処置の実施あるいは見学・診療補助をした項目を評 | |
価する。 | |
担当症例および興味を持った内容について発表、質疑応答を行い、理解度を評価す | |
る。 | |
(2) | セミナー等による研修 |
質疑応答を行い、理解度を評価する。 |
月 火 水 木 金 外来診療、往診 予防歯科セミナー
(18:00〜19:00)教室研究発表会
(18:30〜20:00)
その他随時、講義、セミナー
1〜2ヶ月目 :外来、往診での診療、見学、診療補助、地域歯科保健活動
3ヶ月目 :外来、往診での診療、見学、診療補助、症例発表