期間:10/16(月)〜10/22(日) 日程:
黒島・竹島・硫黄島コースではまず黒島に、フェリーで6時間かけて行くことになります。島での診療は写真にもあるように、公民館・体育館の前に『こじか号』という名前の、ユニットを2台積んだバスを停めて、およそ9時から17時まで行います。 患者さんは高齢者の方や子供さんが多いため、処置内容としては、義歯調整・義歯修理・抜歯・歯周検査・齲蝕処置(レジン充填)・フッ素塗布・ブラッシング指導などが主となります。また、処置によっては研修医も術者として診療に参加します。診療後は公民館にて『歯科健康教室』が開かれます。これは島の方々に口腔の健康についてさらに関心を高めてもらう目的で行います。写真のようにスライドを用いて説明しますが、今回の診療では4回行った『健康教室』のうち2回分を私たち研修医が行いました。 宿泊は島の民宿にお世話になります。民宿ではその島々特有の料理がだされるため、 これも離島診療の楽しみの一つです。 このコースでは3島を回りますが、それぞれの島が近いため、移動に時間をとられることもなく、各島での診療は十分時間をかけて行うことができます。ただ、日程上1つの島に最大2日しかいないため、行える処置に限りがでてくるのも事実です。 最終日に診療はなく、硫黄島から3時間フェリーに乗って鹿児島に戻りました。 離島診療は日常の診療とはまた違う貴重な体験になると思います。Dプログラムを選択した方だけになると思いますが、機会のある方は是非離島診療に参加されることを勧めたいと思います。 |
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